オーガニックフェスタ in あきた 2010 開催趣旨

有機農業ってなんだろう?

  有機農業は近代農業が引き起こした問題を克服し、自然に内在する生命循環にもとづいた本来の農業を追求する運動です。特に、土の中の生命循環を豊かにするために、完熟堆肥を土に施し、健康で肥沃な土づくりを重視します。

 しかし、有機農業は単に土づくりや栽培技術だけにとどまらず、思想、食や暮らしのあり方、流通、政策など社会のあり方全般にオルタナティブな(代案となる)考え方を提起しています。たとえば、今日一般的になった産直、顔の見える関係、地産地消、CSA、田んぼの生きもの調査、半農半Xなどはみな有機農業運動から生まれた考え方です。

 

秋田県ではどのくらい広がっているの?

 秋田県にも有機農業の長い歴史があります。1970年代に旧仁賀保農協(現JAしんせい)の佐藤喜作組合長が呼びかけた有機農業運動と自給運動は全国的に有名です(佐藤喜作さんは現在NPO法人日本有機農業研究会理事長)。また1980年代には故郷津恒夫さん・故早津勘一郎さんらによる大潟村有機農業研究会の運動が始まっています。現在、有機農業の団体としては、秋田県有機農業研究会(佐藤誠会長)や秋田県有機農業推進協議会(秋有協、相馬喜久男会長)が活動しています。

 

日本全国ではどのくらい広がっているの?

 一方、200612月に有機農業推進法が成立し、国が有機農業を推進する新しい時代に入りました。全国で40個所を超える「有機農業モデルタウン」が作られているほか、東北地方でも青森県を除く各県に有機農業推進協議会が結成され、毎年各県持ち回りで「農を変えたい!東北集会」を開催しています。2008年には東北全体のネットワークとして東北有機農業推進協議会(東有協)が結成されました(現在相馬喜久男が会長)。


 全国的に、安全な農産物を求める消費者は増え、有機農業に興味を持つ生産者も増えています。また有機農業で新規就農を希望する若者が大幅に増えるなど、有機農業は全国で大きく広がっています。

 

オーガニックフェスタ in あきた 2010の目的はなに?

 このような全国のうねりを受け、秋田県における有機農業運動の新たなステージを拓くために「オーガニックフェスタinあきた」を開催することにいたしました。このフェスタの目的は次の4つです。

 

1. 有機農業に取り組む生産者を掘り起こし、生産者のネットワークを作ります。

現状では県内のどこで誰が有機農業に取り組んでいるのか十分にわかっていません。出展者募集を通じて生産者の情報を集め、これから生産者同士が交流する場を作っていきます。


2.有機農業に取り組む生産者と、安全な農産物を求める消費者・実需者が出会う場を作ります。

 フェスタを通じて、有機農業の農産物の生産・流通・消費を増やすとともに、生産者と消費者・実需者の顔の見える関係を作っていきます。


3.有機農業の価値観(自然とのつきあい、暮らし方、食べ方などを含む)を広めるとともに、有機農業に関心を持つ人を増やします。

 

4.そのためにフェスタを今後継続して開催するとともに、県内各地での開催を支援します。

 

 

こんな農業もあると知った

いただきます 自然の恵み

FAST? or SLOW? 大切なものが見えるはやさ

子どもたちの未来

手と手 つくる手 食べる手

Face to Face 笑顔もおいしい

 

 

オーガニックフェスタ in あきた 2010の出展と考え方の基準