主催者・スタッフからのメッセージ

実行委員長 相馬 喜久男さんからのメッセージ

 

小さなこどものいる若いお母さんは、

こどもを育てるときに、食べものに対して大変意識が強い。

それが、育てていくにつれて、

だんだん「食料をなんとか与えなければいかん」という意識に変わり、

年寄りになってくると、また

「いいものを食べないといかん」と思うようになる。

 

生き方として、

見ているとそんな傾向があるように感じます。

 

結婚して、こどもが生まれて、

元気に育ってほしいと願い、いいものを探すのは、

経済的なこともあるけれども、当たり前のこと。

 

でも、地方ほど

その当たり前のものが見つかりにくかったりする現状もある。

いいものは東京に行っているから(笑)

 

だから、特に、

保育園、幼稚園、小学校のお子さんと、お父さん、お母さんに来てもらって、

秋田で、こんなに一生懸命作っている農家がいるんだ!

ということを知ってほしい。

 

ここから、有機農業が拡がっていくのではないかと思います。ありがとう。

 

(インタビュー:オーガニックフェスタ実行委員会事務局)

 

 

実行副委員長 谷口 吉光さんからのメッセージ

 

「谷口先生、農薬を使わない野菜がほしいんだけど、

 秋田で作っている人を知りませんか?」

 

 こうした質問をこれまで何十回受けたことでしょう。

 

 あるいは、

「東京から転勤してきました。

 東京では生協の有機野菜セットを取っていたのですが、

 秋田ではそういう野菜はどこで買えますか」

 という質問。

 

 残念ながら、どちらの質問にも、

 「秋田では有機や無農薬で野菜を作っている農家はほとんどいないんですよ」

と答えざるを得ませんでした。

 

 誤解のないように言っておくと、今話しているのは「野菜」のことです。

 「お米」については別です。

 有機や無農薬でお米を作っている農家は、大潟村を筆頭に秋田県にもたくさんいます。ちなみに、大潟村はJAS有機米の生産農家が約100人、栽培面積が約600ヘクタールと全国最大の有機米の産地です。

 

 問題は野菜です。

 秋田県の農業はお米に偏っているため、野菜農家がなかなか増えませんでした。

 まして農薬や化学肥料を使わない有機農業で野菜を作る農家となると、地域では「点」のような存在です。

 

 でもたくさんの農家と話してみると、

 「食べてくれる人がいるなら有機農業に取り組んでみたい」とか

 「買ってくれる人がいれば作ってもいい」という声を聞くこともあります。

 潜在的な農家はいるのです。

 

 そこで、今回のオーガニックフェスタを企画しました。

 

・安全な食べものを作る人と食べる人が出会う場として、

・農業に賭ける農家の想いを伝える場として、

・安全な食べものを求める消費者の気持ちを伝える場として、

・作る人と食べる人が手をつなぐ、新しい取り組みが生まれる場として、

・そして、農と食を通じて、明るい秋田の未来を語り合う場として―――

 

 たくさんの方のご来場をお待ちしています。